DELL Vostro 260s【SSD換装】EaseUS Todo Backup Freeでクローンコピー
![DELL Vostro 260s【SSD換装】EaseUS Todo Backup Freeでクローンコピー](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd-1.jpg)
DELL Vostro 260sの動きの遅さにストレスを感じて、HDDをSSDに換装しました。
そのときのSSD換装手順を書き留めておきます。
用意したもの
- 2.5インチSSD
- ミリネジ4本
- SATAケーブル
- プラスドライバー
![Kingston SSD 120GB 2.5インチ SATA3 MLC NAND採用 SSDNow V300](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd101.jpg)
SSDの容量は、HDDの使用容量よりも大きいものを用意する必要があります。
僕が用意したSSDは、「Kingston SSD 120GB 2.5インチ SATA3 MLC NAND採用 SSDNow V300」。
ヤフオク!で使用時間20時間の良品を見つけて、5000円(即決価格・送料込)で購入しました。
HDDのパーティションスタイルを確認しておく
SSDを初期化するときにパーティションスタイルを聞かれるので、HDDのパーティションスタイルを確認しておきます。
![Windowsスタートボタン 右クリックメニュー](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd201.png)
「Windowsマーク」を右クリックして、「ディスクの管理」をクリック。
![ディスクの管理ウィンドウ](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd202.png)
「HDD」を右クリックして、「プロパティ」をクリック。
![プロパティウィンドウ ボリュームタブ](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd203.png)
ボリュームタブのパーティションのスタイルに、次のどちらかが記載されています。
- マスターブートレコード (MBR)
- GUIDパーティションテーブル (GPT)
後ほどSSDを初期化するときに、同じパーティションスタイルを選択しないと換装に失敗するはずです。
Vostro260sはSSDの取り付けが簡単
Windowsをシャットダウンして、接続されているケーブルやコード類を取り外します。
![DELL Vostro 260s PCケース 背面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd301.jpg)
ルーフカバーのネジは背面に2つだけ。
![DELL Vostro 260s PCケース ルーフカバー](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd302.jpg)
ネジを外してスライドさせると外れます。
![DELL Vostro 260s ドライブベイ](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd303.jpg)
ドライブベイの取っ手をHDD側に倒してもち上げる。
![DELL Vostro 260s 2.5インチ用ドライブベイ](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd304.jpg)
裏返すと2.5インチのSSDが取り付けられるようになっています。
![DELL Vostro 260s 2.5インチ用ドライブベイ ネジ穴](https://qlog.org/wp-content/uploads/2014/12/dell-vostro260s-ssd306.jpg)
ネジを通す穴が1カ所だけ金具で塞がっているかもしれません。無理に通さなくても大丈夫です。3本でもしっかりSSDが固定されました。
![コネクタとSATAケーブル](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd305.jpg)
電力の供給は、HDDのケーブルにコネクタ (分岐) があるのでそれを使います。
あとはSSDとマザーボードをSATAケーブルで繋ぐだけ。
SSDを初期化
Windowsを起動して、取り付けたSSDを初期化します。
![Windowsスタートボタン 右クリックメニュー](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd401.png)
「Windowsマーク」を右クリックして、「ディスクの管理」をクリック。
![ディスクの管理ウィンドウ](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd402.png)
「SSD」を右クリックして、「ディスクの初期化」をクリック。
![ディスクの初期化ウィンドウ](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd403.png)
先ほど確認したHDDのパーティションスタイルと同じ「パーティションスタイル」を選択して、「OK」をクリック。
HDDのデータをSSDにクローンコピー
EaseUS Todo Backup Freeを使って、HDDのデータ(OSやアプリケーションなど)を丸ごとSSDにコピーします。
EaseUS Todo Backup Freeは公式サイトから無料で入手できます。僕がダウンロードしたときのバージョンは10.6でした。
https://jp.easeus.com/backup-software/free.html
![EaseUS Todo Backup Free ライセンス認証画面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd501.png)
無料版を使うので、「後で」をクリック。
![EaseUS Todo Backup Free メイン画面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd502.png)
「クローン」をクリック。
![EaseUS Todo Backup Free ソースディスク選択画面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd503.png)
ソースディスクの選択です。コピー元の「HDD」にチェックを入れて、「次へ」をクリック。
![EaseUS Todo Backup Free ターゲットディスク選択画面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd504.png)
ターゲットディスクの選択です。コピー先の「SSD」にチェックを入れて、「次へ」をクリック。
![EaseUS Todo Backup Free ソースとターゲット確認画面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd505.png)
ソースディスクとターゲットディスクを確認して、「実行」をクリック。
コピーにかかる時間は、データ容量やパソコンの性能によって前後します。
SSDの起動順位を最初にする
SSDが最初に読み込まれるようにBIOSをいじります。
BIOSをいじりたくない場合は、HDDのSATAケーブルを抜くことで、おそらくSSDが最初に読み込まれるはずです。
![DELL Vostro 260s 起動時ロゴ画面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd601.jpg)
再起動してキーボードの「F2」キーを連打。
BIOSに入るとマウスが使えなくなるので、「矢印」キーを使って移動や選択をします。
![DELL Vostro 260s BIOS Boot画面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd602.jpg)
- 「→」キーで「Boot」を選択
- 「↓」キーで「Hard Disk Drives」を選択
- 「Enter」キーを押下
![DELL Vostro 260s BIOS Hard Disk Drives選択画面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd603.jpg)
- 「1st Boot」を選択
- 「Enter」キーを押下
![DELL Vostro 260s BIOS 1st Boot ディスク選択画面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd604.jpg)
- 「SSD」を選択
- 「Enter」キーを押下
![DELL Vostro 260s BIOS ディスクセーブ画面](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd605.jpg)
- 「F10」キーを押下
- 「YES」を選択
- 「Enter」キーを押下
これでSSDのWindowsが最初に起動します。
HDDとSSDの転送速度を比較
換装前と換装後のベンチマークは次の通りです。
![CrystalDiskMark ベンチマーク結果](https://qlog.org/wp-content/uploads/2018/06/dell-vostro260s-ssd102.png)
[左]HDD [右]SSD
この機種はSATA3に対応していないためSSD本来の転送速度は出ていませんが、体感速度はHDDと比べ物になりません。
電源ボタンを押して15~16秒後にはパスワード入力画面が表示されるようになりました。換装前は50秒ほどかかっていたと思います。
さいごに
僕が用意したSSDは容量が120GBしかないので、HDDは取り外さずに初期化してデータ保存用として活用することにしました。
それにしても、SSD早いです。