中心性漿液性脈絡膜症が治るまでの6か月間を振り返る
中心性漿液性脈絡膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう)という目の病気を患ってたんですけど、やっと治りました。
症状や治るまでの約6カ月間を振り返ります。
中心性漿液性脈絡膜症とは
中心性漿液性脈絡膜症は、目の黄斑部に水が溜まってしまう病気です。
はっきりした原因は不明とされていますが、疲れやストレスが影響して発病すると言われています。
次の画像は、眼底検査の結果を撮影させてもらったもの。
正常なときに比べて、黄斑部に水が溜まり盛り上がっているのがわかります。
先生いわく、この病気は男性に多く、ほとんどの人が片目だけに症状が現れるらしい。
痛みはないけど見づらい
僕の場合は、左目だけに症状が現れました。
線がゆがんで見える
左目だけで見ると線のゆがみがひどかったです。両目で見ても、ゆがんでいるのが分かりました。
文字が少し小さく見える
両目で見ればそれほど気になりませんでしたが、左目だけでみると、文字が少し小さくて滲んでいるようにも見えました。
黒い丸が見える
白い壁をみると、黒い丸が見えました。
後述しますが、黒い丸が見えるようになったのは症状が悪化してからです。黒丸が見えるようになると、生活するうえで不自由に感じます。
治るまでの6カ月間を振り返る
レーザによる積極的な治療もあるようですが、僕の場合は適応外だったので、薬を服用しながら水がなくなるのを待ちました。
通院のペースは月1回。
眼底検査のあとに診察してもらっています。
2020.07.31
Excel(エクセル)の線がゆがんで見えたのをきっかけに、「なんかおかしいぞ」と思い眼科へ。
眼底検査の結果、中心性漿液性脈絡膜症という診断を受けました。
メチコバール錠(ビタミン12を補う薬)の服用を開始。
2020.08.27
眼底検査の結果に変化なし。
- 線がゆがんで見える
- 文字が小さく滲んで見える
2020.09.24
眼底検査の結果に変化なし。
- 線がゆがんで見える
- 文字が小さく滲んで見える
2020.09.28
朝起きると黒い丸が見えるようになり、「これはまずい」と思い眼科へ。
眼底検査の結果、悪化していました。
悪化した原因は、おそらく仕事に追われて目を酷使したせいだと思います。ストレスもあるかもしれません。
メチコバール錠に加えてカリジノゲナーゼ錠(血行をよくする薬)の服用を開始。
2020.10.12
眼底検査の結果に変化なし。
- 線がゆがんで見える
- 文字が小さく滲んで見える
- 黒い丸が見える
2020.11.12
10月後半~11月初旬に黒い丸が見えたり見えなくなったり。
眼底検査の結果、少し良くなってました。
- 線がゆがんで見える
- 文字が小さく滲んで見える
- 黒い丸が見えたり見えなくなったり
2020.12.11
11月下旬には、黒い丸が完全に見えなくなりました。
眼底検査の結果に変化なし。
- 線がゆがんで見える
- 文字が小さく滲んで見える
2021.01.28
最近モニターの文字が「見やすい」と思ったらやっぱり。
眼底検査の結果、水がなくなっていました。
いきなり水がなくなるわけではないらしいので、少しずつ見やすくなっていったんだと思います。
目を疲れさせないための対策
症状が悪化してからは、「このままでは治らない」と思い自分なりに対策を講じました。
科学的な根拠はありませんが、明らかに目の疲れが軽減されているので、再発しないように継続しています。
片目を隠して症状を確認しない
手で片目を隠して、治ったかどうか確認するのをやめました。
確認したからといって治るわけではありません。治ってないことが分かると、残念な気持ちになってストレスが溜まります。
ブルーライトカットと積極的な休憩
仕事上、デジタルデバイスの利用は必要不可欠なので、目への影響を軽減するために、ブルーライトカット率の高いメガネ(40%から60%)に変更しました。
それから、仕事中はスマホにタイマーをセットして、積極的に休憩をとるようにしています。
疲れ目に良い栄養素を摂る
緑黄色野菜(とくに小松菜、ほうれん草、にんじん)を意識して食べるようにしています。
あと、処方されている薬のほかに、ルテインとゼアキサンチンのサプリメントを服用しています。
その他
目の筋肉の緊張をほぐすために、「遠くを見たり近くを見たり」「キョロキョロしたり」しています。
それから適度な運動(1日1時間~1.5時間)。
21時以降のスマホいじりを禁止。23時までには就寝するようにしています。