DELL Vostro 260s【SSD換装】EaseUS Todo Backup Freeでクローンコピー

DELL Vostro 260s【SSD換装】EaseUS Todo Backup Freeでクローンコピー

DELL Vostro 260sの動きの遅さにストレスを感じて、HDDをSSDに換装しました。

そのときのSSD換装手順を書き留めておきます。

用意したもの

  • 2.5インチSSD
  • ミリネジ4本
  • SATAケーブル
  • プラスドライバー
Kingston SSD 120GB 2.5インチ SATA3 MLC NAND採用 SSDNow V300

SSDの容量は、HDDの使用容量よりも大きいものを用意する必要があります。

僕が用意したSSDは、「Kingston SSD 120GB 2.5インチ SATA3 MLC NAND採用 SSDNow V300」。

ヤフオク!で使用時間20時間の良品を見つけて、5000円(即決価格・送料込)で購入しました。

HDDのパーティションスタイルを確認しておく

SSDを初期化するときにパーティションスタイルを聞かれるので、HDDのパーティションスタイルを確認しておきます。

Windowsスタートボタン 右クリックメニュー

「Windowsマーク」を右クリックして、「ディスクの管理」をクリック。

ディスクの管理ウィンドウ

「HDD」を右クリックして、「プロパティ」をクリック。

プロパティウィンドウ ボリュームタブ

ボリュームタブのパーティションのスタイルに、次のどちらかが記載されています。

  • マスターブートレコード (MBR)
  • GUIDパーティションテーブル (GPT)

後ほどSSDを初期化するときに、同じパーティションスタイルを選択しないと換装に失敗するはずです。

Vostro260sはSSDの取り付けが簡単

Windowsをシャットダウンして、接続されているケーブルやコード類を取り外します。

DELL Vostro 260s PCケース 背面

ルーフカバーのネジは背面に2つだけ。

DELL Vostro 260s PCケース ルーフカバー

ネジを外してスライドさせると外れます。

DELL Vostro 260s ドライブベイ

ドライブベイの取っ手をHDD側に倒してもち上げる。

DELL Vostro 260s 2.5インチ用ドライブベイ

裏返すと2.5インチのSSDが取り付けられるようになっています。

DELL Vostro 260s 2.5インチ用ドライブベイ ネジ穴

ネジを通す穴が1カ所だけ金具で塞がっているかもしれません。無理に通さなくても大丈夫です。3本でもしっかりSSDが固定されました。

コネクタとSATAケーブル

電力の供給は、HDDのケーブルにコネクタ (分岐) があるのでそれを使います。

あとはSSDとマザーボードをSATAケーブルで繋ぐだけ。

SSDを初期化

Windowsを起動して、取り付けたSSDを初期化します。

Windowsスタートボタン 右クリックメニュー

「Windowsマーク」を右クリックして、「ディスクの管理」をクリック。

ディスクの管理ウィンドウ

「SSD」を右クリックして、「ディスクの初期化」をクリック。

ディスクの初期化ウィンドウ

先ほど確認したHDDのパーティションスタイルと同じ「パーティションスタイル」を選択して、「OK」をクリック。

HDDのデータをSSDにクローンコピー

EaseUS Todo Backup Freeを使って、HDDのデータ(OSやアプリケーションなど)を丸ごとSSDにコピーします。

EaseUS Todo Backup Freeは公式サイトから無料で入手できます。僕がダウンロードしたときのバージョンは10.6でした。

https://jp.easeus.com/backup-software/free.html

EaseUS Todo Backup Free ライセンス認証画面

無料版を使うので、「後で」をクリック。

EaseUS Todo Backup Free メイン画面

「クローン」をクリック。

EaseUS Todo Backup Free ソースディスク選択画面

ソースディスクの選択です。コピー元の「HDD」にチェックを入れて、「次へ」をクリック。

EaseUS Todo Backup Free ターゲットディスク選択画面

ターゲットディスクの選択です。コピー先の「SSD」にチェックを入れて、「次へ」をクリック。

EaseUS Todo Backup Free ソースとターゲット確認画面

ソースディスクとターゲットディスクを確認して、「実行」をクリック。

コピーにかかる時間は、データ容量やパソコンの性能によって前後します。

SSDの起動順位を最初にする

SSDが最初に読み込まれるようにBIOSをいじります。

BIOSをいじりたくない場合は、HDDのSATAケーブルを抜くことで、おそらくSSDが最初に読み込まれるはずです。

DELL Vostro 260s 起動時ロゴ画面

再起動してキーボードの「F2」キーを連打。

BIOSに入るとマウスが使えなくなるので、「矢印」キーを使って移動や選択をします。

DELL Vostro 260s BIOS Boot画面
  1. 「→」キーで「Boot」を選択
  2. 「↓」キーで「Hard Disk Drives」を選択
  3. 「Enter」キーを押下
DELL Vostro 260s BIOS Hard Disk Drives選択画面
  1. 「1st Boot」を選択
  2. 「Enter」キーを押下
DELL Vostro 260s BIOS 1st Boot ディスク選択画面
  1. 「SSD」を選択
  2. 「Enter」キーを押下
DELL Vostro 260s BIOS ディスクセーブ画面
  1. 「F10」キーを押下
  2. 「YES」を選択
  3. 「Enter」キーを押下

これでSSDのWindowsが最初に起動します。

HDDとSSDの転送速度を比較

換装前と換装後のベンチマークは次の通りです。

CrystalDiskMark ベンチマーク結果

[左]HDD [右]SSD

この機種はSATA3に対応していないためSSD本来の転送速度は出ていませんが、体感速度はHDDと比べ物になりません。

電源ボタンを押して15~16秒後にはパスワード入力画面が表示されるようになりました。換装前は50秒ほどかかっていたと思います。

さいごに

僕が用意したSSDは容量が120GBしかないので、HDDは取り外さずに初期化してデータ保存用として活用することにしました。

それにしても、SSD早いです。